11月23日(木)JRクレメントホテル宇和島にて第7回社内学術大会を開催致しました。
第7回を迎える今大会には、特別講演として南国病院薬剤部長・川添哲嗣先生を迎え、
「高齢者の薬物療法適正化」という演題でご講演いただきました。
高齢者の残薬・ポリファーマシー問題、減処方手順、薬効評価・副作用モニタリングの手順、多職種の評価内容など盛りだくさんの内容でお話しいただきました。そして、それらの専門的知識は患者さんの目標達成のための手段のひとつであり、薬を減らす事、バイタルサインをとること自体が目的になってはいけない事を学びました。My患者さんを持ち、薬だけではなく患者さんをしっかりみて学んだ事を実践してきたいと思います。
特別講演後は、県内4つの地域に分かれている各ブロックの発表・委員会・個人など計7題の、様々な取り組みが発表されました。
今大会から管理栄養士・医療事務社員も学術大会に参加するようになり、管理栄養士による発表もありました。
社内での多職種との連携も進んできており、年々、興味深い研究内容が増えています。それぞれの発表を各薬局が持ち帰り、しっかりと業務内容の改善に取り組んでいただけると嬉しく思います。
今後も、社内・社外問わず、積極的に学術大会への参加・研究発表を行っていきます。